インプラント
10年保証。安心、安全、 正確なインプラント治療。
阿南歯科では、スイスのストローマン社製の「ITIインプラント」を使用しています。ITIインプラントは、長い歴史と高い信頼性から、世界中で支持されているインプラント。
顎の骨との結合性が高い特殊な表面処理により、従来のインプラントに比べて顎の骨との親和性が非常に高く、しっかりと結合するのが特長です。
また、他のインプラントほど深く埋め込む必要がないので、顎の骨が薄い日本人により向いた製品だと言えます。
インプラント治療の取り組み方
失った歯を補うための治療法のひとつが、インプラントです。顎の骨に人工歯根(インプラント)を埋め込んで、その上から人工歯を取り付け、噛む機能の回復を図ります。
天然歯と同じ「歯根」を持つ構造なので入れ歯のような違和感がなく、ご自分の歯のようにしっかりと噛めることが特長です。
また、素材には生体親和性(人体へのなじみやすさ)の高いチタンが使われており、顎の骨としっかり結合しますし、アレルギーを起こす可能性もありません。
メリットとデメリット
インプラントは合う方には理想ともいえる治療法ですが、入れ歯やブリッジを入れた場合よりさらにしっかりと口腔内の清潔を保つ必要があり、また外科手術を伴うためリスクもないとはいえません。
最短でも3週間かかるという治療期間もデメリットだと言えます。当院では患者さまがインプラントの特性についてしっかりご理解され、治療をお望みになり、歯科的にも問題がないとわかった場合にのみ、治療を行っています。
また、インプラントの治療費は1本あたり35万円ほどかかります。決して安いものではありません。
インプラントは天然歯と見分けが付かないほど自然な仕上がりで、また「歯根」を持つ構造であるため、ものをしっかりと噛みしめることができます。
たとえばご自分の指を失ったとして、同じ見た目と機能を回復できたらその費用はむしろ安いと思う方が多いのではと思います。それと同じように、歯を失って、自由に噛むことができないもどかしさをお感じになるのであれば、インプラントはおすすめできます。
「自分の歯でしっかり噛める」という、当たり前のような幸せを再び取り戻す方法が、インプラント治療なのです。
噛むことの重要性
『噛む』ことは健康上の基礎です。
しっかり噛めない場合、どうしても各種の栄養が不足しますし、胃腸にも負担がかかります。
噛むことで唾液の分泌もよくなりますし、食べすぎる心配が少なくなりダイエット効果もあります。
さらに、噛むことは脳の活性化にも大きな役割を果たしています。
CTについて
阿南歯科では、インプラント治療に精密な3D画像で正確に確認できるCTでの診断が不可欠なものだと考えています。
そのため、最新鋭のトロフィーパンプロというCTを導入し、インプラント治療に適合しているか、骨を増やすなど補助的な手術は必要か、そしてインプラントを打ち込む深さや角度の確認などをトータルで行っています。
こんな方にお勧めします
入れ歯で不自由だとお感じになる方や、QOL生活の質を上げたいとお考えの方に、インプラント治療をおすすめしています。
「先生、いくらかかってもかまいません。もう一度、前歯で思いきりトウモロコシにかぶりつきたいんです」こう言って来院された患者さんがいらっしゃいました。その方は入れ歯を使っていて特に不自由はされてないようでしたが、大好きなトウモロコシを昔のように気持ちよく食べることはできなかったようです。
「いくらかかってもいい。何年ももたなくてもいいんだ。ただ、子どもの頃のように前歯でトウモロコシに無心でかぶりつきたい」と本気で訴えてくるその方の熱意に圧倒されました。
そして、やはりいくつになっても食べることは人間の根源的な生きる喜びなのだと改めて実感させられました。
「トウモロコシにかぶりつきたい」というその願いに応えるため、さっそく治療計画を立て、しっかりご説明してご理解いただき、インプラント治療を開始しました。幸い、顎の骨の厚みや口内環境に問題がなかったためスムーズに治療が進み、4ヶ月後には希望されていた通りのしっかりとした前歯インプラントが完成しました。
うれしいことにその後、念願のトウモロコシを口にされた喜びをお手紙でご報告いただきました。
治療の流れ
インプラント治療をご希望される方には、まずインプラント治療が適合するかどうか、しっかりとチェックを行います。
その後、じっくりカウンセリングを行い、メインテナンスについてもあらかじめきっちりお伝えしています。
カウンセリングでメリットやデメリットなどをしっかりお伝えした上でご同意をいただいたら、実際の治療に入る前にメインテナンスについてご説明し、トレーニングを受けていただいた上でケアを実際にしばらく続けていただきます。
インプラント治療をした方にとってメインテナンスはとても重要です。
ですから当院では、メインテナンスがきちんと行えるようになってから実際の治療をスタートさせるシステムを取っています。